傷んだ錺金具を修復いたします
建立当時のような輝きを約束
信州 戸隠神社 分霊社
燕戸隠神社
新潟県燕市宮町3番1号
星野宮司よりお言葉を頂きました
当神社は伊勢神宮の社殿を忠実に模した新潟県内でも珍しい神明造りとなっており、また、大火の際に文章や記録が焼失し、当時の金具の設計書も失っていたため、本当に復元が出来るのか心配がありました。見事に全ての錺金具を忠実に 再現して頂きました。
燕 戸隠神社 星野宮司 全文はこちらより
Repair case
修復事例
燕 戸隠神社の神輿を修復事例をご紹介いたします。
燕 戸隠神社は、明治41年の近隣住宅約600棟が焼けた燕大火で社殿を焼失した後、大正8年の社殿再建から100年を迎える際に錺金具を修復する事になりました。
復元前の傷んだ錺金具
燕 戸隠神社がある場所は、日本海からの塩分を含んだ強い風が吹き付ける事が多く、また新潟県という土地柄、雨・冬の雪といった錺金具にとって非常に厳しい環境にあります。
その為、全ての錺金具が強い痛みを受けている状態でしたが、100年前の状態を忠実に再現してもらいたいという強い期待を受け、スタッフが復元したのが下の画像です。
復元後の錺金具 一例
錺金具の修復などでお困りごと・ご質問は下記からご連絡下さい。
【ご相談は無料で対応】
Message
メッセージ
燕 戸隠神社 星野宮司 インタビュー全文
燕の鎮守として慕われている戸隠神社は、明治41年の近隣住宅約600棟が焼けた燕大火で社殿を焼失した歴史があります。
その後、大正8年の社殿再建から100年を迎える際に、神様がお鎮まりになる本殿をかざっている錺金具を修復する事になりました。
修復の条件としては、100年前の状態を忠実に再現してもらいたいと言う思いがありましたが、雨が多く雪も降り、風があたる厳しい環境のもとで本殿をかざる錺金具の傷みは相当なものがありました。
しかも、当神社は伊勢神宮の社殿を忠実に模した新潟県内でも珍しい神明造りとなっており、また、大火の際に文章や記録が焼失し、当時の金具の設計書も失っていたため、本当に復元が出来るのか心配がありました。
そこで、相談をさせて頂いたのが、長く仏壇金具の復元を行い、修復の技術を持っていた田辺金具さんでした。実際、修復には6ヶ月ほど時間を要しましたが、見事に全ての錺金具を忠実に再現して頂きました。
特に、完成から2年程経過した今でも、錺金具の輝きがどの箇所でも修繕時と変わらず、ゆるみが一つも無いと言うのは見事というしかございません。
困難な状況にも、見事に先代の思いがこもった錺金具に修復をしていただいた田辺金具さんに、心より感謝お礼を申し上げます。
2020年4月
Work scenery
作業風景
社内作業の様子を一部ご紹介いたします。
作業は分業性となっており、進捗・品質を管理しています。
設計
2次元・3次元CADを使い新規金型設計や錺金具の設計を行っております。
高品質・詳細な図面を短期間で作成いたします。ODM製造のご相談などご安心してご相談下さい。
プレス型抜き
田辺金具では、プレス(15t~150t)のプレス機15台、フレキションプレス(800~3,000貫)5台、ロール機5台の設備を完備。
約一万五千点余りにも及ぶ金型を管理し、銅・真鍮材の錺金具を製造しております。
手打ち作業
金仏壇に使用される錺金具の中には、機械では出来ない細かい作業がたくさんあります。
そのような作業は専任の職人が持つ経験と技術で作業を行います。
金具の鍍金処理
制作した錺金具の鍍金処理も社内工場で行います。
銅・真鍮等の生地金具に、銅・ニッケル鍍金を施し、銀・金鍍金で仕上げております。
金具の塗装
鍍金金具には、変色防止の留めを施し、表金具は、塗装で仕上げております。金線入り・墨差しなどは手作業で行っております。
田辺金具では、お客様にご安心してご相談頂けるように、3つの強みとしてお伝えしております。
Strength
田辺金具の強み
1・修復・新品製造作業は全て社内・工場で行います。
錺金具は全てお任せください。
仏壇の様式・各宗派によって異なる多数の錺金具は、全て弊社で 金型作りから、プレス加工・金具の調整・鍍金(メッキ)までの複数工程を 一括で行い、製造・進捗管理を行います。
その為、お客様にとっては、弊社にご依頼いただけるだけで、作業管理が一つで 完結しますので、発注・進捗作業の負担が大きく削減されます。
お預かりした錺金具の状態にあわせて最適な修復をさせて頂きます。
メッキ作業
研磨
手打ち 魚々子
2・ご予算・納期にあわせたご相談が可能です。
設計
塗装
メッキ作業
プレス加工
業界TOPクラスの金型を保有。仏壇様式、宗派に対応。プレス加工による大量生産。
錺金具は金型による、プレス製造を 中心に行っております。保有する金型数は15,000点以上。
このため、 お客さまにとっては金型製造にかかる費用を削減する事ができ、かつ、 短期間で大量の錺金具を製造する事ができます。
また、変色や形が崩れた錺金具では金具の状態のあわせ、新品への交換など柔軟に対応をさせて頂きます。
3・仏壇錺金具の培った技術で仏壇・神輿修復に対応
神社寺社金具だけでなく、高い技術力で仏壇金具、神輿の錺金具でも高い評価を頂いています。
弊社が持つ高い技術力は、仏壇錺金具や神輿に使用されている金物・装備品への修復のご相談・ご依頼を頂いております。
また、風格・雰囲気を重んじられる施設や設備を設計される事務所など様々な方からのご相談に対応しております。
是非、代々受け継がれてきたもの、新しく歴史を刻まれていくもの、ながく大切にされていく錺金具のご相談は弊社にお任せ下さい。
お客様からご連絡を頂きました後、修復作業を行うまでの流れをご紹介いたします。
ご相談内容によっては、内容が変わる可能性がございます。ご了承下さい。
Flow
修復・新品製造の流れ
ご連絡・ご相談
ご相談を頂く際に、金具の図面・写真を事前にご準備をお願いいたします。資料がございますと、錺金具の状態を確認出来るため、見積算出時間などの短縮につながります。
図面・写真の送付には、メール・Faxでお願いしております。
Mail:kanagu@tanak.jp
Fax:0256-63-9869
引取り・状態確認・お見積り
取り外された錺金具の引取りは、郵送で弊社に送付をして頂くか、もしくは弊社営業担当より引取りをさせて頂きます。
お預かりさせて頂いた金具に状態を確認させて頂きます。
確認後、状態により 1・再鍍金等で修復を行う、2・状態が悪い場合、修復ではなく弊社で管理してい る金型で製造された金具で対応を提案、3・銅板から新規製造の3パターンからいづれかをご提案させて頂き、費用算出をさせて頂きます。
修復作業開始
作業内容・お見積り費用にて承諾を頂いた後、作業に入らせて頂きます。作業は弊社各担当が責任を持ってさせて頂きます。
ご連絡・ご相談はこちらからお願いいたします。
Inquiry
問い合わせ
頂きました内容によっては、ご連絡をさせて頂くまでにお時間を頂く場合がございます。ご了承下さい
● お電話の方
0256-64-3888
(平日9時30分〜17時30分まで)
● Faxの方
0256-63-9869
(24時間対応)
● メールからご連絡を頂くお客様は、問い合わせフォームからお願いいたします。